極私的名盤 Vol.55 Biscateiro De Emocoes/Sergio Coelhao('86)

junpee2008-05-17

先日仕事先でお客さんから言われた事。「junpeeさんはあまりメモ取らないですね」と。だから色んな細かな事が抜けるんだろーてニュアンスを感じ取り、恐縮しつつもそう言えば俺ってそうだよね、と改めて認識した次第。今まで一度として仕事用の手帳なんて付けたことがないしなあ。でもそれが元で大事に発展したこともないし、大事な用件をすっぽかしたこともないし…性格は簡単には変わらない、ということでいいんじゃない?
極私的名盤は今日からブラジルもので。正体不明のSSWによる夜メロウな名盤を。購入時「ドン・ベト風な」という謳い文句に釣られてしまった思い出がありますが、その路線を行くメロウ・グルーヴ佳曲A3"Lembrancas"、B2"Mais Que Um Segredo"の2曲が目玉的存在。どちらも高揚感たっぷりのアレンジにそそられる80年代後期ブラジリア・ソウル傑作でございます。さらに夜の飲酒タイムを演出してくれる雰囲気たっぷりのスロー佳曲A2"Vontade Tirana"、A5"Coisas Nossas"、ほのぼのショールなB5"Ouro Preto"などアルバムトータルで楽しめる1枚。良いアルバムです。