極私的名盤 Vol.13 Breakaway/First Choice('80)

junpee2008-01-29

今日は藤沢プチ出張最終日。仕事場の近くに通い続けたおいしい定食店があり、今日はとうとう最後の晩餐。メイン料理は美味かったが、付け合せが苦手な料理でほとんど手が付けられず残念。一つはフルーツ入りポテトサラダで、もう一つはたまねぎ入りの味噌汁。それぞれ別なら食べられるのに、それらが組み合わさった途端食べられなくなることって結構ありますね。それとも(その料理を)最初に食べた時のトラウマによるものなのか?
極私的名盤13枚目は、70年代初期から活躍していたフィラデルフィアの3人組女性ソウルVoグループ、ファースト・チョイスの80年作を。ジャケの雰囲気や歌っている感じが、同時期のAlton McClain & Destinyと良く似ておりますが、肝心のサウンドも華麗な摩天楼系ダンサー充実の素晴らしい内容となっております。特にA2〜A4のダンサー3連発がクライマックスでありまして、12inchがそこそこの高値で取引されている、DJ御用達の1曲A2"Breakaway"、スウェイ・ビートを基調とした爽快ダンサーA3"Sittin' Pretty"、タイトル通り「ハッピー」な高揚感に満ち満ちた爽やかさが素敵なA4"A Happy Love Affair"の流れは正に圧巻…と、ところがこれで終わらず、B面に入ってもさらにB1〜B3まで非の打ち所のない高水準なダンサーが続いており…野球に例えれば打線の中にクリーン・アップが二つあるような感じでしょうかね。これは強力ですぞ。