家でレコ掘り Vol.10 S/T /Sam Leopold('73)

昨日レコード200枚強放出。拙宅まではるばる出張くださいましたMさんOさんお疲れでした〜。今回は何でもOK♥という条件で放出したので、結構なブツが次々に選抜されていき…これは飲まずには見ておれん、ということでワイン1本を飲み干してしまいました。本日二日酔気味。これで年を越せそうです。
さてレコードの方は昔の買いレコ＝在庫から紹介でございます。現在でも現役、というアコギ弾きSSWによる1stにして傑作盤。アルバム全体を通して聴いてみて、そのひねくれた一筋縄ではいかないサウンド構成に驚くと同時に惹き込まれてしまいます。オールド・タイミーなラグ風A2"Spider And The Cockroach"、A5"Teapot's A' Whistlin' Darlin'"、若干Alzoの影がちらつく傑作メロウ・ミディアムA3"The Changes Never Stop"、A6"Tasha's Tail"、疾走感溢れるグルーヴが心地よいB1"The Concubine Of Aqaba"、イントロの鮮やかなアコギのフレーズにノックアウトされるB4"One Man Band"など、いずれも一言では表現しづらい作品ばかりですが、魅力溢れる楽曲には違いありません。良いアルバムです。