今年の買いレコ Vol.8 Closer to The Source/Leroy Hutson('78)

明日からおそらく6週間休みナシ。覚悟をしてはおりますが、なんだかしんどいんだなあ。この土日も仕事はたくさんあったんだけど、結局レコ掘りと睡眠を貪るだけに費やしたような。そしてここ数週間とにかく咳が止まらない…！今にも命の灯火が消えそうなお年よりの如く「…わしはもうだめぢゃ」と呟きたくなるほどの激しい咳に心身ともにまいっております。とにかく今年に入ってから急速に体調が悪くなったなあ、と。何かあるのでしょうかね？それともクレーム疲れか（笑）？
今年の買いレコ継続です。8枚目はImpressionsでリードVoをとっていた、New Jersey州出身のソウル・シンガー、リロイ・ハトソンの78年作。実は彼のアルバムを買うのはこれが初めてだったりしますが、今から7年前にシングル作品と79年盤をカップリングしたCDを購入しており、それに満足していたという理由によるものでございます。その当時ベスト盤の中で特に気に入っていたのが、本盤にも収録の"Where Did Love Go"。まるでマーヴィン・ゲイの"Mercy Mercy Me"を聴いているかのようなスムースさが心地よい1曲。中間部の短9度によるハイテンションかつ温かみのあるコード進行がかっこいいよね。さらにメロウの極みというべきスロー作"In The Mood"や、バカラック風メロウ・ポップス"They've Got Love"など、多角的に楽しむことのできる濃密な内容に悶絶。ルックスで気に入った感じだったけど、付き合ってみてやっぱり本当に好きだったんだな、という感覚か。