オヤジ系AOR名盤 Vol.2 A Song/Neil Sedaka('77)

junpee2007-01-17

とうとうやられてしまった…ノロに。日曜日夕方から下痢の連続で久々に苦しみましたねー。ついには仕事を3日も休んでしまったよ(笑)。とにかくちょっとでも口からものを入れると、すぐにお腹の中で雷が鳴り響き、小腸の中はあたかも脱水層のよう。そして結局脱水できずに大腸へ、ですよ。とりあえず3日目の今日には下痢が収まったものの、食欲が減退したまま。ヨーグルトとおかゆしか食べられません。ついでに禁酒5日目。
さて、オヤジ系AORということで、前回のポール・アンカに続いては当然この人ニール・セダカを。50年代後期から60年代中期にかけて数多くのヒット曲を生み出した名SSWですが、その後数年の停滞期を経て75年にあの名曲"Laughter In The Rain"で大復活、本アルバムはその2年後に出された作品となります。AORといういうよりは、あくまでも良質な美メロポップスに徹した曲作りが好感度大な内容となっております。A1〜A3や、B1あたりのバラードなんてほんといい曲だよなあ。さらにAORという観点では、唯一影のある都会風なアレンジが映えるA6"Hollywood Lady"があてはまるし、ローズマリー・クルーニーがのちにカヴァーする素敵なボサノヴァ名曲A5"Alone At Last"なんて作品もあったりして、色々楽しめますよ。しかし極めつけは当時流行のディスコサウンドに照準を合わせたラテン・ポップスB3"Hot And Sultry Nights"。同年に日本で大ヒットした名曲「みずいろの雨」の元ネタがこの曲。一度聴いてみる価値はありますが、CD化されることはないだろうなあ。