今年の買いレコ Vol.213〜215 Stop, Look & Listen/Mario Castro-Neves('77) S/T /Sergio Mendes and The New Brasil '77('77) Brasilian Beat '67/Los Brasilios('67)

3枚追加。まずは上掲アーティストの77年発表作。メロウなポップスへのアプローチが素晴らしい内容です。自作"Sometime Love Affair"、"Subtle Chemistry"におけるおしゃれ度の高さがいいですねぇ。カヴァーでは同年にカーペンターズがヒットさせる"All You Get From Love Is A Lovesong"、バリー・マニロウのスマッシュヒット"This One's For You"がメロウ度満点で最高の出来。続いてセルメンの超有名盤。時代的なものもあってクラブ・ヒットした"The Real Thing"が目立っておりますが、シカゴの大ヒット曲をさらにメロウに味付けした"If You Leave Me Now"、Cliford Coulterによるメロウ・ボサ"Life"の方が個人的には心地よい音です。最後に「セルメン・クローン」なヴォーカル・グループによる67年作。上掲のMario Castro-Nevesの68年作に近い感じの高揚ボサを堪能できるB面が実にいい感じ。何も考えずに聴くことができます。