家でレコ堀 Vol.2 学校の先生/坂上二郎('74)

junpee2006-08-11

昨日より夏休み突入!早速昨日は渋谷へ行ってお買い物三昧。しかし最後に訪れた東急ハンズで太腿が肉離れ寸前に。階段を降りかけた瞬間「ピキッ」ときましたからね。壁につかまりながらそろそろと降りていく姿は哀愁を誘ったことでしょう。嗚呼哀しいかな37歳。
さて買いレコではなくて、家レコ2枚目。欽ちゃんとのあわせ技ということで今度は坂上二郎のシングルを。曲調は昭和30年代歌謡そのものなマイナー調。しかしそれにしても歌がうまい。朗々とした感じで高音はどんどん伸びていく歌唱力の高さにひきつけられます。そして歌詞の内容が泣かせるんだな。生徒会費を払えない貧しい家の子、成績は良かったが早逝した子、大学受験を何度も失敗した子などなど、現実の厳しさに直面する生徒のあまりにも多いこと。

生まれた時は だれでも同じ
裸で産声 あげるのに
子供の時から それぞれに
違った道を 歩きだす

このくだりを聴いていると子供時代の環境が一人一人の成長にとても重要であることを再認識してしまいます。虐待、不慮の事故など、弱い立場の子供にはどうすることもできない理不尽な出来事が多すぎる世の中であります。子供にはきちんと教育すると同時に、大事な宝物のように接していかなければなりませんね。そのような環境を作るべく我々大人が心がけていく必要があります。でも知らない子供に親切に接すると、今度はあやしいオヤジ扱いですから。嗚呼何て理不尽な世の中。