今年買ったレコード Vol.148 Let It Be Known/Teresa Trull('80)

先週に引き続き、土曜日の早朝に甲府より自宅へ戻って来ましたが、その車中にラジオで聴いた話で、今からかれこれ30年近く前の大ヒット曲であるアリスの「チャンピオン」が当初ゆったりしたボサノヴァアレンジだった、という事実を初めて知り、かなり衝撃を受けた次第でございます。早速家に帰って、ボサノヴァだったらどうなるのかなー、と適当にキーボードを弾いてみましたが、どうもしっくりこない…。だってマイナー主導だしなあ。これはどうしてもその元ヴァージョンを聴いてみたいものです！
さて買いレコ148枚目は、Linda Tilleryも在籍していたOlivia Record発のフュージョン系女性SSW名盤を。時代的にもっとメロウできらびやかな音像を予想するものの、案外さっぱりとした音に終始しているあたりがいいですね。マリリン・スコット的な軽快な疾走感が心地よいライト・メロウな"Let It Be Known"、やや泥臭さも漂わせるエレガントR&B"Musicians"あたりが特に目立っている存在。