今年買ったレコード Vol.59 Give Me Your Love/Sylvia Striplin('81)

まもなくプロ野球開幕。3月22日と言えば、昭和48年、巨人のある選手が急逝した日でもある。考えてみれば、プロで活躍する選手なんて本当に一握り。きびしい競争から落伍していく者が大半である。本当にシビアな世界ですね。ちなみに、昭和48年のオフ、巨人にドラフト指名された上位3位までの選手は全員入団拒否しちゃいました。これはけっこう恥ずかしい話。
さて、買いレコ59枚目は、ロイ・エアーズ・プロデュースによる、メロウ・ダンス・クラシックス名盤。70年代後期のRampあたりのサウンドをイメージすると、あまりのポップスさに意外な感じがしますが、Sylvia Striplinのかわいらしいヴォーカルには、よく似合っていると思います。アルバム中特筆すべきは、80年代版ロイ・エアーズという感じの、ヒップさが心地よいA-3"You Can't Turn Me Away"、A-4"All Alone"、そしてメロウ・グルーヴとしての魅力を最も感じる、ミディアム名曲B-4"You Said"あたりか。もちろんそれ以外の作品も名曲ばかりなんですけどね。とにかくリイシューされただけでもありがたい1枚でございます。