今年買ったレコード Vol.43 Taurus/Tania Maria('82)

ブラジル出身のピアニスト&ヴォーカリストによる、ブラジリアン・ジャズの傑作盤(=写真左)。いやー、これは最高な内容です!タニア・マリアの天才的なピアノのフレーズと、メロディに見事に絡みつく饒舌なスキャットが本当に心地よくカッコ良いです。マーヴィン・ゲイ風なグルーヴ感も漂わす、華麗で優雅なボサノヴァ曲A-1"Tranquility"があまりにも素晴らしい出来。他の作品がかすんでしまうほどです(もちろん他の収録曲も◎ですよ)。1000円代で間違いなく入手できる盤なので、気になった方は探してみる価値ありです。そして、"Taurus"の前年に同じくConcordレーベルから発表されたアルバム"Piquant"(=写真中)も、心地よいブラジリアン・グルーヴを堪能できる名盤です。これらは2in1でCDも出ているみたいなので、そちらでもゲットは可能のようですね。もう1つおまけに写真右は71年の超名盤"Olha Quem Chega"。これはもう全曲最高の悶絶盤。こちらはkobbanovaさんからの頂き物。ありがとうございました<(_ _)>。