レコ Vol.329 シャッターチャンス/叶央介('88)

junpee2016-05-02

昨日注文したばかりの電子レンジが本日昼過ぎにわが家へ届く。齢だけにしんどいなぁ、とレコ堀遠征に出かけなくて正解だったと安堵する傍ら、少々早すぎるだろ、と心配してしまう中年。そんなところに客先から電話も入り、あのー休みなんですけど、と返答する午後。皆働きすぎである。今日はGW唯一の稼働日ということで、銀行も予想通り超満員であった。「1億総活躍」とは誰もが多忙に苛まれる世の中ということであり、有効な経済活動に寄与できない市民は棄民されるということでもある。そんな政策を打ち出している安倍政権を支持する人は、自分だけでなく、自分の大事な人の立場まで危険に晒していることに気付くべきである。
レコ329枚目は、昨年再発掘されたMellow Groove歌謡名盤を。名コーラス・グループ、サーカスの一員、叶央介による88年シングルでございます。Vividなジャケ写もこれからの季節に相応しい、ナイス・メロウ・グルーヴを聴かせてくれるA面「シャッター・チャンス」は、原川健作編曲による、ヤマタツ系夏の風物詩的ラテン・グルーヴが最高で、後半部にdu,du,du…とスキャットする件などまるで「高気圧ガール」のようで、これはフロア爆発必至の1曲。B面「渚へ連れてって」は叶氏ご本人作曲、奥慶一編曲のロック風味織田哲郎系歌謡で、こちらも夏向きキャッチー作にてよい。