レコ Vol.312 マヨ・ビジョン/川崎麻世('79)

junpee2016-02-13

リーマンショック以上の異常事態に陥ってしまった世界経済であるが、なぜか国内マスコミは北朝鮮第1宇宙速度発射ミサイルだとか、イクメン議員不倫だとか、清原だとか、浅く遠い報道に徹しており、トカゲ顔無能大臣高市言論弾圧発言はもとより、劇的に直滑降中の株価相場などなんでもないかのような扱いぶり。そもそも、2014年12月に急遽衆議院選挙となったのは、「アベノミクスの是非」ではなかったのか。であれば、アベノミクス現状をしっかりと検証しなくてはならない状況であることは普通の脳みそなら理解できるはずであり、高給取りマスコミが政府に都合の悪い記事をひたすら避け、結局は政治的中立という建前の、単なる政府広報機関に成り下がっているだけというのは、余りにも権力ケツ舐めの惨めなジャーナリストぶりで情けない。大手新聞は未来永劫、便所紙同然でよい。買う必要なし!
レコ312枚目は、初期ジャニーズのエース的存在であった川崎麻世の79年作3rdを。ディスコ・ブギー全盛期ということもあり、ほぼ全編ダンサー系サウンドで埋め尽くされている1枚。桑名正博同年ヒットカヴァーA2「哀愁トゥナイト」、79年ならではの長尺カヴァーメドレーB1「ヴィレッジ・ピープル・メドレー」、アナクロ昭和漫画主題歌をダンサブルに再現したB2「ゆけゆけ飛雄馬」、軽妙な歌謡ダンサーと化したB3「ディスコ・ウルトラセブン」等、色物だがそれなりに高品質なのが悩ましい1枚。