レコ Vol.272 会いたかった…好子/田中好子('84)

読売ジャイアンツ投手の野球賭博問題にて大揺れに揺れた球界な今日この頃であるが、杭打ち不具合件同様、他事例も多数存在することでしょう。ギャンブルは負け頃を逃すと、マイナスを取り返そうと無理をしてさらに、マイナスを増大させてしまう負のスパイラルが大きな問題点。株価維持の為に年金資金を10兆円損失させたGPIFは、遂にジャンク債で負けをﾄﾚﾓﾛｽ危険な賭けに転じた模様…嗚呼終わってますな。税金返せ。
レコ272枚目は、キャンディーズでお馴染みの名女優、故田中好子による84年作を。時代的アーバン系サウンドに寄り添った好作揃いの、要チェック盤。Christopher Cross系AOR展開が印象的なキャッチー作A1「カボシャール」、まるで大野雄二的な欧風ボサを聴かせてくれる馬飼野康二作A4「コートダジュール」、同じく馬飼野康二によるひたすらメロウなナイス・ミディアムA5「恋に揺れて」、来生たかお作お洒落バウンス・ポップスB1「会いたかった」、大野雄二作、竹内まりや風シャッフル系ミディアム・フロウB4「午後5時のドリーム」、そして丸山圭子作曲、佐藤準編曲による極メロウ◎AOR、B5"Feel My Love Inside"等、AORメロウ好きには一聴の価値あり好盤。