レコ Vol.222 オリジナル・アルバム/麻生よう子('75)

junpee2015-04-25

先週後半よりドロロン閻魔君騒動にててんやわんやの永田町界隈であるが、それが仰々しく虚構に満ちた出来事であることは既に見抜かれており、相変わらずのマッチポンプ繰り返しな世の中なのである。日系アメリカ某議員を「どこの国の人だ」とツイートしてしまった3K報道など論外であるが、それでもなお『そうだ!』と追従する市民が過半数であることがそこはかとなく恐ろしい、Year Of The 2015.
レコ222枚目は、実力派美形シンガー麻生よう子による1stアルバムを。大ヒット曲「逃避行」シチュエーションにおける斬新なイメージが幼児期の思い出であるが、改めて通して聴いてみるとなかなか上質な1枚でございます。A2「逃避行」前座的な抒情歌謡バラードA1「午前零時の鐘」における、高橋真梨子的劇場作にて幕を開け、大野雄二作哀愁美メロムーディー歌謡A3「引越し」、B1「裸の街」、鈴木宏昌作極上歌謡ボサ◎作B2「ウィークエンドの公園便り」、再び大野雄二によるメロウな春向き爽快スウィング歌謡B5「ひとりぐらし」、ゴージャスにかつ上品にほんわかとラストを収めるほのぼの歌謡A6「春の坂道」等、古い世代には堪らないごくばん。