レコ Vol.205 ヒロミック・ワールド/郷ひろみ('75)

junpee2015-02-15

今年に入り怒涛のイベント続きでレコが足りなくなりつつあるドザエモン中年。終盤BTB局面において一々レコバックを取り出すのも面倒なので、ずっと肩にかけたまま対応していたところ、なんとなくどらえもんな気分になり、ハイ、四次元ポケット〜!と叫びたくなるのを堪える23時なのであった。本当に四次元ポケットならどんなに便利かと…
レコ205枚目は、郷ひろみの傑作75年発表アルバムを。作詞荒井由美・作編曲筒美京平で全曲貫いており、ソウル寄り洋楽テイストな作品を中心とした、明らかに時代を一歩リードしていた驚愕の1枚。16ビート系メロウ・フローター美メロMOR、A1「午後のイメージ」、リロイ・ハトソン的イントロに思わずのけぞる極上シカゴ・ソウルA2「20才を過ぎたら」、"Shout To The Top"を10年先取りしていた◎ダンサブル歌謡A3「恋のハイウェイ」、楽園系メロウ・グルーヴ展開が素敵なナイス・ミディアムB2「ウィスキー・ボンボン」、緊張感溢れる哀愁グルーヴが実に粋なB4「青ひげの男」、フィリー・ソウル系歌謡ダンサーB6「ガラス張りのエレベーター」等、当時リスナーの大半がついてこられなかった筈のこだわりごくばん。