レコ(仮)Vol.200 Twenty/石野真子('81)

junpee2015-01-11

本日投開票予定の佐賀県知事選挙にて、ある立候補者支持を依頼する現首相の留守電が無差別にされたとのことであるが、正月早々滑舌&気持ち悪い声を聞かされた佐賀県民は実に気の毒である。いくら傀儡とは言えど、やはりこのお方の頭のネジは緩みっぱなしなのであろう。そして海外から見ればこの人物が我が国のリーダーなのである、一度も支持したことなどないのに。
ついに200枚目到達のレコは石野真子の81年作6thを。20歳を向かえ結婚を控え、正に節目の時代に発表されたナイスAORアルバムであります。収録曲中白眉は軽やかにメロウ・グルーヴする爽快AOR作B1「ブルー・スプリング」。筒美京平による凝りに凝った難解メロディをしっかり歌いこなしている様はやはり実力派アイドルの片鱗。間奏部におけるこれでもか、と繰り返し転調するあたりも滅多に耳にできない展開で◎。その他イントロの極上展開で思わずのけぞってしまうナイス歌謡ボサA4「白夜」、上質哀愁歌謡路線が眩しいB4「振り向けば一人」、八神純子系ダンサブルな好作B5「思いっきりサンバ」等、100円で買える充実盤。