レコ(仮)Vol.163 Four/三ツ矢雄二('82)

junpee2014-06-22

豊洲で健康診断ついでに、フードストアあおきに立寄る貧血中年。血液を抜かれたせいか肉気のあるものを食べたくなり、またもや豚トロを購入してしまった。いつものハナマサver.とは異なり、今回は国産ブランドもの。でも安かったのでつい。最近は炭酸系チューハイによる胃に及ぼすダメージがことのほか大であり、いよいよ緑茶ハイとか、ウーロンハイのみに移行せざるを得ないジジィに変容しつつある2014年である。焼き肉には中国茶
レコ163枚目は、タッチ役でお馴染みの声優三ツ矢雄二による82年作ジャズ・アルバムを。声優ならではの器用な歌唱がある意味、超絶技巧的でうまいと言うより凄い、とその芸に唸るほかない1枚。収録作大半が過去のスタンダード作品でありますが、やはり白眉はアッパー・高速ビ・バップに高揚するB1"Four Brothers"。早口気味に日本語でまくし立てる小沢健二的な雰囲気で、これは幅広い世代に受け入れられるはずの1曲。さらに、ブラスメインの強烈ブギー・アレンジが印象的な昭和歌謡カヴァーA2「銀座カンカン娘」、オリジナル・本格派スウィング・ジャズB3「今夜がさよなら」、ギターのみ激シブ編成にてしっとりと歌い上げるキャプテン&テニール作品A1"Come In From The Rain"等、高品質な名盤。