レコ(仮)Vol.150 Turn The Hands Of Time/Peabo Bryson('81)

junpee2014-05-18

絶好の好天気につき、浜町成城石井まで行商の旅に赴く中年。『茄子と薩摩芋入りの黒酢冷やし麺』が期待通りの旨さにて、昼っぱらから感動の涙を流す45歳。こんなに美味しいオリジナル惣菜を堪能できる数少ない名店なのに、なぜか買収されて今時流行の小型スーパー化してしまいそうな噂が聞こえてくるのが、今のご時世か。デパ地下の一部となっても、ピーコックの如くイオン・ブランド化されても、最早足を運ぶ気も起らなくなるのは目に見えている。そろそろ金儲け優先の考え方は改めた方が良いのではないか。「成長」よりも「成熟」を。
記念すべきレコ150枚目は、昨年秋に集中アップしたPeabo Brysonの81年作を。邦題「砂の記憶」。彼の初期ソロ作はいずれも素晴らしい作品連発にて、全ておさえておきたいところ。Gino Vannelliを彷彿とさせる、エモーショナルな歌唱が時流コンテポラリーな都会派サウンドと相性バッチ・グーな嵌り具合にて、何年経っても何度でも聴きたくなる普遍的名盤でございます。Early 80's然とした流麗ブラコン・サウンドが最高爽快な極上メロウ・グルーヴA2"My Life"、甘くムーディーな蕩けるスロー・バラードA3"A Fool Such As I"、A5"Turn The Hands Of Time"、シャッフル・ビートにメロウAORなお洒落フレーバーをふりかけた、上質グルーヴ作B1"Friction"、70'sフィリー・ソウルの名残を感じさせる好調ダンサーB2"Why Don't You Make Up Your Mind"等、間違いない1枚。