レコ(仮)Vol.144 Cinema/岩崎宏美('85)

junpee2014-05-04

一昨日、昨日と濃い目な飲み会連続にて、疲労困憊のヘロヘロ中年。若干茫然自失気味乍も、気づけばサンソンと共に飲みなおしているアル中中年でもある。パソ机から眺望できる隅田川からの高層マンション群景色が実に絶景であるが、頻繁に行き交う遊覧船乗客から手を振られても、振り替えすことは決してしないシャイな44歳、あと6日。
レコ144枚目は、岩崎宏美による85年作16thアルバムを。タイトルから想起されるとおり、名作映画を引用した曲目が連なっているものの、決してカヴァーではなく寧ろ、アーバン・メロウAORを含むオリジナル好作満載の隠れ名盤である点にCaution!山川恵津子作アグレシヴ・アーバン・グルーヴが実に爽快なA1「星に願いを」、爽快メロウな煌き音像につい嵌ってしまう、80'sメロウ・グルーヴA4「ジェラシーの鍵貸します」、久保田利伸作哀愁R&B歌謡、B1「月光」、ジムノペディをモチーフとした如く柔らか浮遊感漂うB4「クローズ アップ」、重厚アレンジが壮大な感動バラードB5「さよならは2度ベルを鳴らす」等、決して見逃すことのできないごくばん。そして全曲編曲担当は奥慶一。