レコ(仮)Vol.139 Again/小坂明子 with Full Moon('83)

junpee2014-04-26

爽やか気候のGW初日。早速勝どきまで行商の旅に出かける中年。先日食して感涙した成城石井の冷製カッペリーニを再食し、久々のEST EST ESTワインも実に最高なのであるが、いかんせん値段が高い。1年前にあれほど大マスコミが大プッシュした「アベノミクス」って一体何だったのだろうか?そして、前回のホワイトカラー・イグゼンプション失敗に懲りず、一般社員にまで拡大して残業代0適用を推進している現政権は、今や完全に市民の敵である。それでも内閣支持率6割超とは、国民の6割がアホです、と言っているようなものであり、これ以上の侮辱はないのである。
レコ139枚目は、歴史的名曲「あなた」でお馴染みの天才SSW、小坂明子が自身のバンドFull Moonを率いて発表した、シティ・ポップス名盤83年作を。アーバン・AOR系煌き感が素晴らしい、爽快フュージョン・ミディアムA1"Lonely Girl"、「フライデイ・チャイナタウン」風ディスコ・ダンサーA2「バイ・バイ・ジェラシー」、お洒落なサウンド展開が素敵な歌謡AOR、A4「真夜中のゲスト」、mid-80'sならではのスピード感に高揚するハイウェイ歌謡、B1"Ocean Floor"、本盤最高傑作と思われる、間宮貴子系アーバンAOR、B3「ほほえんで愛」、哀愁ソリッドな歌謡ファンクB4「Nightmare 悪夢」、ラストを飾る美メロAOR、B5"Again"等、80年代中期の小坂明子はまことに熱い!