レコ(仮)Vol.121 B♭m 愛することだけすればよかった/渡辺真知子('84)

junpee2014-02-28

来週より再び気質の世界に復帰しなくてはならず、花粉症と共にサザエさん症候群も復活しつつある中年。新たに入手したA4スキャナにてLPジャケを読み取ってみたが、4分割モードで結合するのがなかなか職人技である。1枚ジャケに2時間余り要してしまい、あとわずかで寝食を忘れかける44歳、最後のセミリタイヤ記念。
レコ121枚目は、渡辺真知子の84年作10thを。ほぼ半数がザ・スクエアによるバック・アップにて、爽快フュージョンサウンドとの邂逅が新鮮な1枚。常にアップ系16ビートに追いかけられるかのような、極上フュージョン歌謡A1「愛することだけすればよかった」、確実にツボをついてくれるまろやかAOR、A2"Mon Cheri"、アーバン色豊かな歌謡サンバB3「冬のサンバ」、弦中心アレンジが情感豊かな哀愁歌謡ボサB4「Espressoでお別れ」等、ディジタル過渡期のあだ花的名盤。