レコ(仮)Vol.113 樹海 Ballade/野口五郎('80)

junpee2014-02-16

先日の大雪影響にて、中央線が不通になったり東横線で事故が起こったりしたのは、それが想定外の事態であったことを物語っている。規模を予測して対処する難しさもあるが、危機管理のなさと言われればその通りでもある。あと数年すれば放射能被害についても、同様の事態が待っているのであろう…五輪どころではないのでは?
レコ113枚目は、ミスターAOR野口五郎の80年作を。近年タワレコにてCD化された数タイトルの中で、なぜか本盤だけスルーされてしまった無念の1枚。アルバム題名どおり、スロー中心で地味な作品中心ということもありますが、やはりそこは野口五郎盤だけあって、高品質な確かさがございます。風に舞うような華麗・ストリングス・アレンジが爽快なA2「東北縦貫道路」、儚げメロウ感覚が素敵なA5「緋文字」、お得意のボッサ調メロウ歌謡B1「世界が止まる」、ギルバート・オサリバン系秋風スローB3「心は孤独な狩人」等甘系のみ、お茶受けにどーぞ。