ごくばん Vol.537 Goin' Bananas/Side Effect('77)

昨日成城石井でゲットしたエシレバターを堪能する休日8日目。今日あたりがサザエさん症候群頂点か。普通のトーストに糊塗の如くバターを塗りたぐり、そんな憂鬱気分を吹き飛ばした感覚に浸る妄想中年。折角のパンなので、鯖のトマト煮＆ブロッコリーと海老のタルタルサラダも添えて。成城石井で買った安めの仏ワインもうまいし、言うことなしだが、サザエさん某から抜け出せない正月4日目。
ごくばんは、そんなｸﾞｽﾞｸﾞｽﾞ気分を晴れやかに変えてくれる1枚を。Wayne Hendersonプロデュース西海岸系Soul Groove名盤でございます。彼らの他アルバムはほぼCD復刻されているのに、なぜか本作だけ蚊帳の外なのがここ10年ほど私の七不思議の一つであります。それほど内容の濃いごくばんでございまして、"Pick Up The Pieces"然としたグルーヴ感覚がかっこよいA1"Goin' Bananas"、A4"Keep On Keepin' On"、若干スタイリッシュな洗練さを加えたナイス・ファンクA2"Open Up Your Heart"、B2"Private World"、夢見心地なナイス・スローA3"Watching Life"、16ビート感覚が実に心地よいサウンド展開な極上ライト・メロウB3"Mr. Monday"、最高に高揚する極上メロウ・グルーヴB4"Never Be The Same"等々、何度聴いても虜にさせられる忘れかけられた名盤。ジャケは派手なのに、レコも黄色なのに…