ごくばん Vol.460 Signifie/大貫妙子('83)

junpee2011-08-27

今週より客先張り付きとなり、再び自由を奪われる中年、あと11ヶ月以上。今時のデザイナーズ仕様なオフィスにて、キャバ嬢仕様な事務員と接しつつ、それなりに幸せなひとときもあるので、不自由を嘆くだけでもないのだが。さて世間においてはノダ&マエハラマンセーな相変らずのクソマスゴミぶりに辟易。もう慣れてしまったが…そして内部被爆にも。
ごくばんは、夏の内に聴いておきたい超名盤であります。坂本龍一プロデュースならではの流麗サウンドがおしゃれなA1「夏に恋する女たち」、A2「幻惑」あたりのヨーロピアンな雰囲気は、正に当時中年のような少年の心を射抜いたのであつた。さらに欧風ブラジリアンな清水信之氏のアコギ・小品インストA5「ルクレツィア」をはさみ、ポップス色を強めるB面へ。ありきたりなようで実に深みのあるポップスB2"Recipe"など良いであります。そして、ラスト収録の多幸感溢れる準インスト作B5「エル・トゥルマニエ」。これも清水信之氏によるマルチ・プレイがいい仕事しております。B5は年末向けな印象もありますので、また12月頃に本盤を聴き直したいですなぁ。