ごくばん Vol.421 Rhymes & Reasons/Carole King('72)

junpee2011-01-01

昨晩は「土曜日の恋人」譜面をDLし、必死で楽器を弾いていたらいつの間にか2011年になっていた。今日も昨日の続きで"Let's Dance Baby"を練習するヘベレケ中年。そんなこんなで、結局普段使用してる机周りしか大掃除できなかった元旦。普通に洗濯し、普通に食料品を買い込み、普通に酒を飲み耽る、普段どおりの休日に過ぎない元旦を過ごす41歳。自由な2011年年明け。なんて幸せな1日。
今年最初のごくばんは、今年最初に聴いたこのアルバムを。本ブログ初登場Carole Kingの4thアルバムでございます。個人的には"Music"と並び、彼女の作品中最も好きな1枚。Maj7コードを大らかに反復させる展開が、いつもながら心を安らげてくれる楽曲中心ですが、そんな中、ベースによる極(E)グルーヴを堪能できるA6"Bitter Than Sweet"が異色の存在にしてDJユースな1曲。さらに軽快ボンゴに乗っかる爽快メロウ・フローターA1"Come Down Easy"、若干都会的な洗練タッチが鮮やかなA4"Feeling Sad Tonight"、さりげなく転調する展開に唸ってしまうボサ調ミディアムB2"Stand Behind Me"、メロウにバウンスするB4"I Think I Can Hear You"、A1同様パーカッションの軽快リズムが爽やかな、黄昏系メロウ・チューンB6"Been To Cannan"などなど、全曲素敵過ぎる貫禄の極盤。ピアノ譜欲しい。