ごくばん Vol.389 Kissing Fish/佐藤奈々子('79)

junpee2010-08-23

サザエさん症候群が抜けないまま憂鬱に通勤する月曜早朝。週末〜休日間の幸せな日々を、エンドレスでリワインド切望なブルーマンデイ。最近始めたmixiアプリプロ野球ゲームが気になって仕方のない勤務時間。金のないレッド・ビッキーズな弱小球団がようやく勝率5割まで到達する。明日は貯金シリーズ予定。
ごくばんは、佐藤奈々子の79年作を。コケティッシュな独特の歌唱に、若干オールド・タイミーな時代はずれのサウンド志向が興味深いナイス・アルバム。懐古趣味なお洒落スウィングを聴かせてくれるA5「ディズニー・ガール」、B6「空中ショー〜ロックンロール・クリーナー」、ぶっ飛び気味の歌詞に変則アーバンなサウンドが絶妙に絡みつく、矢野顕子作A3「パウダー・ゲーム」、しっとりメロウにボサっている佐野元春作A4「朝までいっしょに」、爽やかブリージンな加藤和彦作傑作メロウ・グルーヴB3「キッシング・フィッシュ」など、他盤ではなかなか体験できない浮遊感が心地よい1枚。