ごくばん Vol.387 Jarreau/Al Jarreau('83)

junpee2010-08-21

またしてもオールで飲酒してしまう金曜日。最後の締めで訪れたちょぼちょぼでアル・ジャロウに浸りきる泥酔中年。折角店の人が気を利かせて、昔自分が持ち込んだレコ"1965 Al Jarreau"を流してくれたのに、気づくのが遅れてしまう。これも年のせいか。そして酒の残ったまま土曜恒例の歯医者プレイへ。歯の型取りでまたも嘔吐いてしまうが、それでもよだれを垂らしつつガマンしていたら、正面の窓に映る自分の面白顔に噴出しそうになり困惑する夕暮れ。
ごくばんは、今朝未明に2回聴いたアル・ジャロウのJay Graydonプロデュース83年作を。温かみのあるヴォーカルに、華やかな都会派AORサウンドがお洒落にフィットした名盤。まずはD.FosterによるおなじみのA1"Mornin'"。タイトル通りの爽やかさ、柔らかく揺れ動くグルーヴ感、そして絶妙に転調しながらサビへ向かって登りつめていく曲想と、どれをとってもよく出来ている名曲。さらに哀愁味溢れるアーバン・メロウAOR、A3"I Will Be Here For You"、多幸感溢れるナイス・ミディアムB3"Trouble In Paradise"、ブラス・セクションに先導される高揚ダンサーM5"Love Is Waiting"をはじめとして、全曲スグレモノな歴史的ごくばん。