ごくばん Vol.312 De Repente.../Carlos Dafe('83)

またしても木曜、金曜と飲みで午前様となり呆然と過ごす土曜、これで4週連続。一昨年あたりからお金の使い道が、レコードから飲み代へ完全にシフトしているのは間違いない。飲んだ酒は内臓脂肪となって下腹部に確実に蓄えられてゆくが、その分お金は貯まらない。あゝこれが現実なり。今日も鯵のマリネと焼酎のお湯割りでだらだら過ごす淋しい中年。しょんぼりギター。
ごくばんは、ブラジルのメロウ・ソウルと言えばこの人、カルロス・ダフェの4thを。ソウルというよりはAORな雰囲気が強くなっている印象ですが、キャッチーなメロディライン、おいしいパターンの転調など心地よくリスニングできる要素満載な1枚です。本アルバム中ではアッパー系3曲が特にオススメで、スコーンと突き抜けるようなスウェイ・ビートが気持ち良いA3"Meu Caracao Nao Te Elegeu"、夏向き爽快なメロウ・サンバB2"Zi Cartola"、ソウル色濃い展開が無条件にかっこよい傑作メロウ・グルーヴB4"Venha"いずれも一耳惚れものです。他AOR寄りなミディアム〜スロー作A2、B3、B5あたりも黄昏感がたまらなくテイスティ。