ごくばん Vol.310 Every Generation/Ronnie Laws('80)

junpee2010-01-24

自宅オーディオで音楽を聴く際、スピーカーの前に鎮座してということはほとんどなく、PCに接続した状態で、PCのスピーカーをメインにリスニングすることが通常である。先月PCを新調したが、なぜか今回のマシンはオーディオとの時差が発生し、妙なサラウンド感を楽しめてしまう。しかしオーディオとPCの位置関係が横方向に異なっているので音の立体感は楽しめないところがミソである。音が聴こえてくればそれだけでOKだから特に困った事態でもなく。
ごくばんは、サックス奏者つながりでロニー・ロウズの夜メロウな80年作を。大半の作品において、管弦オーケストラの代わりにシンセサイザーで抑揚を表現している音構成が特徴的。Ronnie Lawsの軽快なアルト・サックスの音色がアーバン・タッチなサウンドに程よく溶け合っています。高揚感溢れるメロウ・グルーヴが素敵なA1"Young Child"、80年代中後期にも通ずるスタイリッシュなナイス・ダンサーA4"Tomorrow"、Ronnie Lawsによる渋いリードVoが◎なAOR系スロー佳曲A2"Every Generation"、B2"Love's Victory"などなど、雰囲気たっぷりな酒盗的名盤。夜の飲酒タイムに欠かせない1枚。