ごくばん Vol.248 Up/Jim Mullen & Dick Morrissey('77)

junpee2009-09-12

久しぶりの休日出勤は飯倉で。つい数週間前に明け方まで飲んだくれた挙句通りがかった場所であることを思い出し、その落差の大きさに愕然とする。仕事開始時刻より早く現地到着してしまったので、付近の虎ノ門あたりを散策してみる。再開発の途上であちらこちらに造成中の現場を見かけるが、その反面昭和初期のものと思われる建築物も散見される。個人的には昔からの建物も残して欲しい気がするわけで。小奇麗になり過ぎるのも味がない、そんな気がする40の初秋。雨の日は膝が痛い。
ごくばんは、昨日に引き続きMorrissey Mullenの1stを。今年7月に世界初CD化された1枚であります。プロデュースがAWBということで、後のアルバムで聴かれるような大衆寄りメロウ・テイストなサウンドは影を潜め、ある意味かなり正統派ジャズ・ファンクしている印象が強く残ります。ディスコ・サウンドにアプローチした爽快ジャズ・ファンクA1"Footloose"、B1"What A Way To Go"、マーレナ・ショウの名演でおなじみのこみあげスローA3"Everything Must Change"などなど、粒の揃った平均点以上の作品ばかりで非常に隙のない名盤。