ごくばん Vol.212 After Midnight/The Manhattans('80)

junpee2009-05-21

会社からの帰り道、久々に激しい空腹感に襲われる。あまりにもお腹がすきすぎて痙攣してしまうほどである。ここ数日励んできた運動の成果だとすれば、これは継続すべきである。すぐに空腹を満たしたいが為に、つい出来合いの弁当を買ってしまう。でもオクラと山芋のサラダと納豆をつけたので、なんとなくヘルシーな夕食となった。この調子で夏頃には別人の如くげっそり激ヤセしたいものである。病気の為ではなく。
ごくばん212枚目は、定番モノよりマンハッタンズの80年作を。タイトルが示すとおり、夜のリラックス・タイムに相応しい大人のゆったりとした作品中心の名盤であります。収録曲の大半がスロー作品であり、通常ならばダレてしまう構成なのですが、いずれの作品も実に良く出来ており、全編聴き所満載。全米5位の大ヒットとなった有名スローA1"Shining Star"は、まったりテイストな傑作AOR。仕事帰りに一杯やりながら聴きたい1曲です。そしてそこから続くA2〜A5のアーバン・テイストなスロー作品が実に素晴らしい!Leo Grahamプロデュースによるドリーミン・メロウなA2"It's Not The Same"、A3"Girl Of My Dream"、ランバート−ポッタープロデュースの美メロバラードA4"Cloudy, With A Chance Of Tears"…う〜んいい曲ばかり。ジャケの如く日中の仕事で蒸れた足を爽やかに乾燥させつつ、ビール片手に味わいたいって今実行してますがこれは最高です。B面も同様に充実の内容ですが、唯一ミディアム・ダンサーなB3"It Couldn't Hurt"が見逃せない傑作ぶり。そしてこれもランバート−ポッター作でございました。これからの暑い季節に相応しい納涼盤。