ごくばん Vol.161 Mieko Hirota 76/45/弘田三枝子('80)

junpee2009-01-25

昨今の不景気と裏腹に成長を続ける我が玄関貯金、ついに2万円を突破した模様。そろそろ銀行へ持っていって両替したいところだが、窓口の営業時間内は仕事中で来店できないので、自動逆両替などあればなあ、と思う今日この頃。仕方がないので500円玉をゲットするたびに玄関で100円以下の硬貨とセルフ両替している次第。500円玉を100枚ほど持参して豪遊するのが今年の夢。「支払いはカードで?」「いや、500円玉で」これが2009年流。
ごくばん161枚目は国産モノで。70年代にマニアを唸らせる好盤を何枚も発表している、「人形の家」でもお馴染み弘田三枝子の高音質シリーズを。勿の論、45回転でございます。ライナーノートにいかにこれが高音質なのかについての件が長々と綴られていますが、理解しきれないので割愛。きっとちゃんとしたオーディオで聴くとその違いがわかる人には理解るのだと思います。その高音質と同時に本盤の魅力は収録カヴァー曲の良さにありまして、特にA面収録のA1"You Are The Sunshine Of My Life"、A2"Flying Home"、A3"Jojo"はいずれも高揚感溢れるかっこいいアレンジに心奪われる名録音。中でも全編スキャットのみで高速ジャズしているA2は素晴らしい出来。アダルティな歌い手の持ち味が一番発揮されているように感じます。Boz Scaggsでお馴染みA3はカッティング・ギター&女性コーラスがハイテンションに迫る短いイントロ部が鳥肌モノ。ゆったりとしたB面も酒のお供にはいい感じ。