ごくばん Vol.131 Hearts Of Fire/Sweet Comfort Band('81)

junpee2008-11-20

先週の火曜日は社内でなぜか飲み会があり、流れで池袋の中国人パブへ連れて行かれ、結局帰れなくなり汚いラブホで宿泊する羽目に。ホテルに入る前に腹ごしらえ、と深夜1時過ぎに西口の中華料理店で広東麺を食べる。これが実に最高の味であったことは記憶にしっかりと残る。あんなに美味い味付けの白菜は生涯初めてだったと言っても華厳の滝である。それ以外の記憶はほとんど残っていない。ご飯を食べたことだけは忘れなかったようだ。まだまだ現役。
ごくばん131枚目は、CCMロックバンド、Sweet Cofort Bandの4thアルバムを。彼らの最高傑作2ndアルバム"Breakin' The Ice"から比べるとロック色を強めながらも、全体的にソフト&メロウな爽快さに支配されたサウンドであり、寧ろバランスの良い内容の1枚と言える傑作盤。まずは黄昏系傑作メロウ・フローターA3"They Just Go On"。16ビート系の心地よさが最高なナイスAORで◎。さらにダンサブルなディスコ系ナンバーA5"Feel Like Singin'"もアイズリー・ブラザーズ風でかっこいいし、暖かさ溢れる美メロスローA4"The Road"も懐の深いこみ上げ系で素晴らしく、このA3〜A5の流れが本アルバム最大の聴き所。その他ロマンティック・ハードネス系ながらもサビのアーバン感覚がいい感じのA2"You Can Make It"、慈愛に満ちた壮大バラードB5"You Need A Reason"もなかなか。ジャケの物々しさに惑わされず買っておきたい1枚。