今日の1枚 Joy And Pain/Maze featuring Frankie Beverly('80)

junpee2005-03-15

3月に入ってから、日曜と月曜のブログ更新をサボるようになってしまいました…。本家サイトの更新を日曜にしているので、その影響と酒の飲みすぎで(笑)、変な習慣ができてしまいました。来週は日月どちらもブログ更新しまっせーーーー!
今日の1枚は、プロデューサー、フランキー・ビヴァリーを中心とするヴォーカル&インストゥルメンタル・グループ、メイズの80年作を。前作"Inspiration"と並んで名盤の誉れ高き1枚でございます。時代に流されない、ヒューマニティな温かいサウンドを頑なに貫き通すスタイルが素晴らしいですね。特に80年当時は機械の生み出す冷たい硬質なサウンドが、アナログ世代を侵食し始めていましたからね。どこかの本に書いてありましたけど、「80年代ブラック・ミュージック界の良心」とは良く言ったもので、どのアルバムに手を出しても間違いない、数少ないグループの1つであります。さてアルバム内容ですが、はっきり言って収録された7作品いずれも良いんですが、やはり突出しているのが、ジェントル&スマートな黄昏系メロウ・ミディアムA-2"The Look In Your Eyes"と都会的な深みのある音がたまらなくおしゃれなミディアムB-1"Joy And Pain"、そしてバンドとしてのアンサンブルの完成度が素晴らしい、軽快ファンクB-2"Southern Girl"の3曲。あまり言葉でどうこう書くよりも、とにかく安定感&風格たっぷりなこのサウンドを聴いてみていただきたいです。それにしても、彼らのアルバムって、国内盤出たことあったっけ?