今年買ったレコード Vol.35 Push & Pull/上田正樹('78)

「悲しい色やね」でおなじみ、関西のディープ&コテコテなシンガーによる名盤。メロウなシティ・ポップスの名曲が次々に登場する内容で、ちょっと悶絶しちゃいました。中でもA-1「小さな宇宙」は、宇宙空間の雄大さを表現した、松任谷正隆による管弦アレンジがとても心地よく、さらにフュージョン的な爽快感も加わった素晴らしい1曲。その他ファンキー&メロウなA-2「真夜中の子供達」、松原正樹のデヴィTばりなメロウギターが素晴らしい、ラテン&クールなB-1「紅い手鏡の中」などなど、名曲満載な充実の1枚。